リトルバスターズ! 第8話「れっつ、るっきんぐふぉーるーむめいとなのです」

クドの本格紹介&メンバー入り回にして、彼女のルームメイト探しを描いたほのぼの回。単独でよくまとまっていた良エピソードだったと思います。


「(ベルカとストレルカは)今では私より賢いんですよ」


と、とぼけたクドとの会話がなかなか楽しいところですが、そんな彼女は意外な運動能力を発揮。外野フライを取るのって、初心者にはかなり難易度高いはずなのですが、やりますね。打撃のパワーは無さそうですけど。なお、すっかり「クド」という呼び方がデフォルトになっているので、恭介が「能美」と名字呼びするのは新鮮な感じでした。いやまあ、普通はそっちが多数派なはずなんですが。


さて、クドは一人では寂しいというのでルームメイトを募集することに。一人のほうが気楽で良いような気もしますが、異国から来ているということもあって、余計物寂しいのかもですね。ちなみに自分は、原作プレイしたはずなのに、誰がルームメイトになるのかも忘れていたクチです。人見知りの鈴はダメとして(一応メインヒロインのはずなのに、情けない逃げ方でした)、唯湖とはうまくいくかな、と思いきや、危険すぎるということで却下。たしかに、あんなパジャマ姿でいられたら押し倒したくなっちゃうのも分からないでもないですが。ちなみに、唯湖が読んでいたのはモーパッサンの「女の一生」ということで、昔読んだっけなあ。細かい内容はともかく、やたら暗い話だった印象はあります。


西園美魚もようやくの登場でした。まずは顔見せというところですが、彼女のシナリオがどう描かれるのか、楽しみです。


最終的に、佳奈多がルームメイトに決定。ああ、そういえばそうだった、と漠然と思い出します。前回で佳奈多のマイナスイメージを強めておいての流れですから、うまい構成ですね。8話まで来て、作画構成ともに派手さはないものの、堅実に進んでいるという印象です。この調子で大崩れしないことを祈ります。