ひだまりスケッチ×ハニカム 第6話

6人のやり取りもすっかりと安定し、良く言えば堅実、悪く言えば新鮮味が薄いので、見たり見なかったり(見る率75%くらい)のひだまりスケッチなのでありますが、6話は良かったなあ、と思うところなのです。


まず、ゆのと宮子が久々に美術科らしく絵を描いているのがそれだけでなんとなく楽しい。絵を描く姿を見ると、やっぱり彼女たちはすごいなあ、と思わされますね。


そしてまた、ヒロの悩みも、美術科という割と特殊な選択をしている高校3年生として、本作には珍しいシリアス要素が加えられていました。多分、それなりに才能はあるんでしょう。でも、プロの芸術家としてやっていけるほどの自信や野望もなくて、それに今の環境から変わりたくないという思いも加わって。本当に学生らしい悩みだなあと伝わって来ました。隣に沙英という現役プロ小説家がいることも、彼女を複雑な思いにさせたかもしれません。


結局美術教師を目指す方向にしたヒロ。沙英がいうように、彼女に似合いそうではありますね。多分ゆのも、1年後かそこらには同じ悩みを抱えることになるんだろうなあ……。宮子はなにも考えずにプロの画家とかになっちゃいそうですが。


それにしても、うめてんてー印の熱ひやシート。これは可愛い。グッズで欲しいくらいです(笑)。