絶園のテンペスト 第5話「全てのことには、わけがある」

感想飛ばしてましたが、見てますよ。葉風の指示に従って魔具を集めまわる吉野達。妨害も何とか退け、状況は順調かというところでしたが……。


今回印象的だったシーンの一つは、回想シーンで見られた葉風の絶大な力。左門も夏村も哲馬も一網打尽の破壊力。これは、彼女の自信が絶大であり、また、左門たちからは怖れられるわけだと納得でした。


そしてもう一つはやはりラストの引き。なんと葉風は死んだことにされており、彼女とした親しかった潤一郎も遺体を確認したと?


おそらく真広たちが葉風の姿を知るのはこの写真が初めてであったはずで、その感想も聞きたかったところですが、それどころではない衝撃な話でありました。こういう話のもってきかたは、まさに城平京さんだなあと思ってしまいます。島にいる彼女がまさか幽霊とも思えませんが、さりとて単に偽物をでっち上げたというには左門も自信ありげでしたしねえ。真相はいかなることやら。


ところで今作、主人公の吉野と真広を中心に、孤島で一人状態の葉風と、回想オンリーの愛花を除けば、敵方も含めて男性キャラ率が高いですね。昨今の深夜アニメにしては珍しいなと思ったりします(そういえばエヴァンジェリンさんもいましたっけ。忘れてました……)。かといって完全に女性向きというわけでもないですし、ジョジョみたいな熱い少年マンガというのでもない。ガンガンらしい中性的な作風というやつですかね。これはこれで味です。