BTOOOM! 第5話「強襲」

毎回普通に面白い、と思うわけです。原作(未読)の良さもあるのでしょうが、マッドハウスさんらしい高品質なアニメの作りが、それを支えてしているのは間違いないでしょう。脚本が黒田さんで、今回は絵コンテ浅香さん。僕でも名前を知っているベテランですしね。


さて、今回はいよいよ坂本とヒミコの本格的な対峙が描かれました。一時はお互いに対する警戒が最高状態になっていましたが、かろうじてすれ違いを避ける事ができてまずは良かった。坂本は危うくヒミコの憎む最低男の仲間入りをするところでしたが、もし彼女がうめき声を上げなかったらどうなっていたことか。主人公であるなら、声が無くても自制できてて欲しいところではありますが。


それにしても、演技ではなく本心で死のうとしていたヒミコの苦衷は察するにあまりあります。単に島の暮らしとゲームの過酷さだけでなく、友人に恨まれたという悲しみが重荷となっているのでしょうね。しかし、ここは平の言っていたことが正しいでしょう。まずは生きること、帰ることです。平自身、仕事で他人に恨まれていた自覚はあるようですが、そこは年の功か、前向きに良いことを言ってくれます。


これでなんとかヒミコも坂本チーム入り、ですかね。なぜか襲ってきたトカゲさんはとりあえずなんとかなるものとして、さて、ゲームに参加しないといってもどういう道を探れば良いのか、今後の選択に注目です。