BTOOOM! 第3話「サバイバル」

さて、話は1話の終わりにつながりました。ヒミコと遭遇した坂本でしたが、彼女にはすぐに逃げられ、代わりに平という男と出会います。彼の話で大分ここまでの背景とゲームのルールが見えてきました。機内に集められた数十人と、理不尽かつ横暴でふざけたゲーム主催者。それに完全と異議を唱えたのが坂本だったと。ただのネット廃人の引きこもりかと思いきや、なかなか気概があるじゃないですか。しかし、それがために頭をスタンガンでやられ、記憶を失ってしまったのでした。


で、肝心なのがゲームのルールであり、あのレーダー的なチップを自分も含めて8つそろえなければ脱出できないと。う〜ん、これは厳しいですね。殺すよりは手首だけでも切って、なんて案も考えますが、医療技術のないところでは手首を切ったら致命傷な気もしますし。


とりあえず平と組むことにした坂本でしたが、食料の争奪をめぐって早くも殺し合いが生じていました。ただ、殺人については坂本や平のように、普通の感性ならば躊躇するのは当然。むしろしないほうがおかしいわけです。それを最初から平然と実行するような人が多くいるというのはどういうことか。最初の人選の段階で、ランダムではなく、それなりの作為があった、ということがありそうですね。


3話まで見て、脚本、作画等、全体的にレベルが高くまとまっていると評価上昇。今後が楽しみになってきました。