神様はじめました 第1話「奈々生、神様になる」

原作未読ですが、良いですね。期待以上に面白かったですよ。父親が借金で差し押さえされてホームレス女子高生な奈々生という出だしからして、良い意味でマンガっぽくて楽しいです。そこで出会った土地神に位を譲り渡され、驚くほどのスピードで神様になってしまった奈々生。生意気な神使・巴衛とともに、果たして今後どのような神様ライフが待っているのか。


元気で意地っ張りというか、強気な奈々生がしっかりと主人公の魅力を出しています。こういうヒロイン像はやっぱり少女マンガのほうが良いんですよねえ。鬼婆に追われて3枚の御札を使う、というのも昔話の「三枚のお札」のオマージュ的な感じで、あやかしの世界にはまっていました。それにしても「巨神兵」という単語は使って良いのか(苦笑)。現代女子高生でも巨神兵は基礎教養ってことですかね。


大地監督らしいテンポの良い描写。今後も楽しみです。ただ、鬼切りと虎徹はちっと仮面姿が不気味。悪い人(?)達ではないんでしょうけどねえ。