ソードアート・オンライン 第11話「朝霧の少女」

さて、ちょっと休んでましたが更新再開ということで今作から。


優雅に新婚旅行なキリトとアスナ。いつの間にこんなに仲良くなってたんだという演出上の疑問はいまだに残りますが、仲良きことは美しき哉。とはいえ、さすがにラブラブっぷりは見ていて少々疲れてしまいましたけど。あと、キリトはアスナのことを「おまえ」呼ばわりはいかがなものかと。まあ、アスナが了解しているのならしかたないですが。


さて、そんな彼と彼女が遭遇したのが謎の少女・ユイでした。……余談ですが、仮想世界の幽霊話ってのはありなのかどうなのか。たとえプログラムにより構築された世界と了解していても、人の心は幽霊を恐れてしまうものなのでしょうかね。重ねて余談ですが、釣り人のおじいさんとか、うわさ話に出てくる木こりとかは、一体どういうプレイヤー層なのかと聞きたくなっちゃいます。


目覚めたユイは記憶が無い様子。それに加えて、見た目以上に幼い言動。「いくら年下キャラだといっても描写が幼稚すぎるだろう」なんて思ってしまいましたが、それはちゃんと作中世界的にもおかしいと認識されていたようで、失礼しました。


ユイの情報を求めて、久々に戻った第1層では人の気配が薄く、「軍」が横暴に闊歩している有様。ここで彼らを打ちのめすのがキリトではなくてアスナというのが良かったと思いますね。男女共同参画的に、というか姉さん女房的に? レベルさえ上げれば男女の戦闘力に差が出ないというのは、ある意味女性にとって過ごしやすい世界なのかもしれないなあ……。


それでもユイの謎は残って、さてはて、彼女の正体やいかに? そして攻略の行方はどうなるのでしょうか? 別にキリトやアスナがいなくてもクリアできちゃった、というのもそれはそれで現実的ではありますが。