ソードアート・オンライン 第8話「黒と白の剣舞」

長らく続いた番外編シリーズも終わり、今回から本編再開のようです。変といえば変な構成ですが、かといって2話のあといきなりここに飛んでもそれはそれで違和感ですので、トータルで見れば正しい処置だったのかなあ……。原作は知らないのですが、もうちょっと本編じっくりでも良かったんじゃないですかねえ。


さて、レアうさぎの肉をゲットしたキリトは、料理スキルマスターのアスナに調理してもらうことに。前線で戦いつつ、料理スキルもあげるとか、アスナの努力と趣味の方向性がちょっと不思議。もっとも、この世界での料理はちょちょっと包丁で叩くと肉がバラけてくれたりと簡略化が大きいようで、彼女は不満顔でした。そこが気になるということは、現実世界でも料理好きだった、てことですかね。


2年も経って、プレイヤーたちも次第にSAOの仮想世界での生活に慣れてきてしまったと語るキリト。2年は長いですからねえ。それに、現実に戻ったとしても、体は、社会生活はどうなってしまうのか、そんな不安も奥底にはあることでしょう。ただ、それでも戻りたい。それは、キリトとアスナの共通の願いでした。


「ああ、やめて」
「……なんだよ?」
「今までそういう顔をした人から何度か結婚を申し込まれたわ」


キリト君、なにも言う前から断られてしまいましたよ。というかアスナさん、一歩間違えれば自意識過剰なセリフですよね。でも可愛いので説得力がありすぎます。断られてしまった人達もご愁傷様で。「アスナ、モテるんだな」とかキリトが突っ込んでくれてたらなお面白かったのですが。


のんびりデートかと思いきや、いつの間にやら強そうなボス目前な二人。さすがにやられることはないかと思いますが、どうなりますやら。