ソードアート・オンライン 第7話「心の温度」

毎回キリトくんの惚れられっぷりがすごい。いや、実際強いですし、この世界では経済力もたっぷりですし、顔もちょっと可愛い系で良い感じですし、性格も本人が思っているほど内向きじゃないし……ある程度は納得いく部分もありますが。


さて、今回のヒロインは鍛冶屋のリズベットさん。キリトやアスナは現実世界でも本名っぽいのですが、彼女はハンドルなんでしょうね。それはともかく、ゲーム内でも鍛冶屋があるとは本格的だなあ、と感心。その割に、金属を叩いたらすぐに剣ができるというお手軽仕様がまたゲーム的で楽しいです。


冒険を経て、間接的ながらもキリトに想いを伝えるリズ。その後アスナがやってきてうやむやになりかけましたが、さすがのキリトも彼女の心には気づいたようで、ちゃんとフォローはしてましたね。これで何も気づかない&しない主人公だったら、いくらなんでも鈍すぎで話になりませんから、良かったと思います。


アクション的には、ドラゴンの背から飛び降りて、リズが「好き〜!」と叫ぶところが、爽快感と、こんな状況じゃ恋もしちゃうよ、という説得力を兼ね備えていた名シーンでした。たとえ仮想世界での吊り橋効果だとしても、その想い自体はきっと本物なのだと、伝わって来ましたね。


早くこんな世界から脱出したいというのは、彼女だけだけではなくて、多くのSAO住人の願いなのでしょう。キリトの背負うものがまた大きくなった、そんなエピソードでありました。