ココロコネクト 第5話「ある告白、そして死は……」

原作を読んだ時から感じてましたが、伊織の悩みはよくわからないものがあります。太一の言うように、「全部ひっくるめて伊織」ってことで良いような気もしますが、本人にとってはそうは思えず切実ってことなんでしょうねえ。


しかしそんな伊織に命の危機が!


ここでの入れ替わりこそ、本作の人格交換という大技設定が最大に生かされた、まさにクライマックスでしたね。青木が指摘し、そして誰もが分かってはいたように、最終的に伊織の体とともに死ぬのは伊織の人格でしかありえない。それでも辛い選択、そして別れの言葉。極限状況での5人の絆と友情は感動的でした。


まあ、ラストは結局ふうせんかずらの狂言というオチだったわけですが、本当に腹立たしくてしょうがない存在です。何とかならないものかと視聴者全員が思ったことでしょう。


これにてヒトランダム編が終了ということで、良い最終回でしたね。なにが良かったって、原作1巻に5話割いてくれたことが良かった。最近は、いくらなんでも展開早すぎじゃないか、って作品も多いですから。