ソードアート・オンライン 第5話「圏内事件」

舞台はまた飛んで前線に。そしてアスナさん再登場でした。どうやらキリトとは2話以降も何回か会っている模様。再会シーンを描かないあたりが今作の特徴ですかね。エピソードの不連続的なつながりといいますか、ひとつの舞台の中で短編を続けて描いてるという印象です。まあ、これはこれで慣れてきましたが。


パッと目は穏健そうな彼女ですが、リーダー格として会議を仕切り、NPCを犠牲にして敵を倒そうという、なかなか強硬な手法を提案してました。キリトは反対。いくらNPCでも見た目が同じ人間である以上、それは忍びないということでしょうか。キリトの気持ちもわからないでもないですが、理屈的にはアスナのほうが正しいですかねえ。思うに、彼女は現実世界に早く帰りたいという気持ちが強いのでしょう。まあ、それは当然といえば当然でしょうが、その理由が「彼氏が待ってる」とかだったらある意味面白いなあ、なんて思ったりします。いや、おそらくないでしょうけど。


さて、そんなところで事件が。街の中は通常「圏内」であり、デュエル以外ではダメージを受けないはずなのに、PKが起きてしまったと。ふむ。それにしても、寝ている間に無理やり相手に承諾させる手法もあるとか、どう考えてもシステムの不備な気がするんですけどねえ>フェアな天才開発者さん。


ともあれ、犯人は誰なのか。呼び出された2人は調査を開始するのでした。他に自警団とかはないのか、と思ってしまいますが、この世界では強さ(LV)こそが治安能力と考えれば妥当なのか……。今回は無理やり1話に詰め込んでいないこともあって、それなりに余裕のある構成でした。ともあれ、次回を待ちます。