氷菓 第15話「十文字事件」

まったり続くよカンヤ祭。ということで、今回はいよいよ謎の怪盗「十文字」に迫らんとする古典部メンバー他の皆さんでした。怪盗はあちこちから物を盗んでなにをやっているのかと思いきや、法則性があるようです。それは部活名も盗品も「あいうえお順」であること。


なるほど……と、言いたいところではありますが、そもそもアカペラ部ってなんだとか、園芸部でAKは無理がありすぎるだろうとか、いろいろツッコミどころの湧いてくるところではあります。まあ、作者としてはそういった部分も含めてのサービス精神なのかもしれませんけどね。


最後に来るのは古典部か工作部か? でも古典部で「こ」のつく盗むものなんてありましたっけね? う〜ん、分かりません。


なお、今回はえるも入巣先輩仕込みの説得術で頑張りました。


「でも、古典部の利益は小さいのです」
「はあ……」


彼女自身も分かっていたように、これでは駄目ですよねえ。やっぱり入巣先輩のような技は、なにか特殊な才能が必要なんでしょう。そういうセンスがどこで身につくのやら、不思議なものです。