ソードアート・オンライン 第1話「剣の世界」・第2話「ビーター」

原作未読。他のアニメに追われてなんとなくスルーしちゃってたんですが、話題作なので録画はしてました。それを本日視聴。


いや、面白いじゃないですか。


完璧なまでの臨場感を持ったオンラインゲーム。ゲーム開発者・茅場の策謀により、その仮想世界に閉じ込められてしまうプレイヤーたち。しかも、ゲーム世界での死は現実での死をも意味するという。他人が無理に「ナーヴギア」を外そうとしても死亡。そのニュースが流れているというのもリアリティを補強するのに効果的でしたね。


茅場の目的は、あの世界で自分が神となってプレイヤーを見下ろすことでしょうか。まあ、それはそれで楽しそうなのは否定しませんが。それにしても、2022年にこの完成度はまさに天才というか、本当にできたら良いなあ。もちろん策謀は無しで。


主人公のキリトはベータ版もプレイした少年。これはただの幸運なのか、それともなにか理由があるのか。まあそのへんはおいおい明らかになるでしょうが、みんなアバターで進んでいくのかと思いきや、本来の容姿に戻されちゃうんですね。キリトみたいに可愛い顔立ちならともかく、アバターとの落差が激しいと悲しいかも。もっとも、その割には髪が青かったりピンクだったりするキャラがいますが、そのへんはあまり突っ込まないほうが良いのか……。本来装着率が高いと思われるメガネが見当たらないのは、さすがに視力までは見逃してくれたんでしょう。


ベータ版では突破できた最初のボスに苦労したのは、やはり「負ければ死ぬ」というプレッシャーが大きく作用していたからなんでしょうね。というか、画面で見ても動き早すぎ強すぎなんですが、ゲームバランス狂ってませんか? これも茅場の陰謀か。


で、最後キリトが悪者扱いになるわけですが、ここのところの理屈はわかりにくい。ベータ版と仕様が違ったということをちゃんと説明すれば良いだけの話に思えますがねえ。


他にも、一ヶ月も寝ていて体はどうなってるんだとか、いくらなんでもその間にナーヴギアの解除方法くらい開発されそうなものだとか、いくつか疑問はあるんですが、世界設定が抜群に面白いので、あまり気にしない方向でいきますか。


最後になりますが、ヒロインのアスナが可愛い。地顔じゃなくてアバターじゃないの、と思ってしまうほどです。フードで顔を隠していたのは、顔を出していると言い寄られてしまうから、なんて理由もありえそうな気が。