氷菓 第9話「古丘廃村殺人事件」

脚本の真実を探すため、スタッフ3人から次々と話を聞いていく奉太郎たち。まあみんな色々言っていますが、なにぶん脚本家が素人でミステリー初心者なので、どこまで計算して書いていたのかという点から考えなければならない。ここはなかなか面白いところ。司会役を務める摩耶花の質問もなかなか切れ味鋭いですね。


ただ、脚本を見た限りでは、ホンゴウさんは結構頑張って細かいところを押さえていたようで、となると、やっぱりしっかりしたトリックが用意されていると見たほうが良いのか。そもそも、ホンゴウさんって実在するんですかね? なんかもう、みんなして古典部をからかっているんじゃないかという疑いが湧いてきちゃいますよ。


ところで、今回はウィスキーボンボンを食べて酔っ払うえるが見所でした。他の3人が敬遠したのに、ホイホイ手を伸ばしていたところを見ると、お酒好きの素養があるのかも? 彼女がつぶやいた「万華鏡」も伏線っぽいですが、今回のところは可愛らしさを堪能出来れば良しかと。