WHITE ALBUM2 プレイ日記

WHITE ALBUM2(「introductory chapter」+「closing chapter」セット版)

WHITE ALBUM2(「introductory chapter」+「closing chapter」セット版)

適当に選択して行ったらノーマルっぽいエンドになりました。ちょっと拍子抜け。よって、ここは素直に攻略サイトのおすすめ順に従うことにします。まずは小春からかな……。雪菜もかずさも裏切ることになるのは心苦しいですが、その心苦しさを味わってこそのホワルバかもしれない、と思うところ。


ここで、ひとつ箸休めということでデジタルノベル「雪が解け、そして雪が降るまで」「歌を忘れた偶像(アイドル)」にとりかかりました。いや、おまけの箸休めなんて思ってたらそれぞれ十分にボリュームがあるじゃないですか。これはすごい。


かずさの前日譚を書いた「雪が解け〜」の方もさることながら、ググッと引き込まれたのが、雪菜の3年間を書いた「歌を忘れた偶像」の方です。春希のことを思いながらもすれ違いが続き、少しづつ疲れていく雪菜の心情。


ただの良い子では終わらない人間的な苦悩や弱点、だらしないところやひどいところもきっちりと書いた展開には脱帽。それでいて、その魅力はやっぱり損なわれない(と、個人的には思いますが、これだと損なった人もいるかも)。でも友近君はちょっとかわいそうではあった……。非現実的なヤンデレとかじゃなくて、ありそうな分かる範囲で歪んでいく彼女の姿が痛々しく、ライターさんの筆力を感じました。


でもこれ、雪菜の心情描写があるから分かるので、第三者から見るとほとんど魔性の女かもしれませんね。怖い怖い。