坂道のアポロン 第6話「ユー・ドント・ノウ・ホアット・ラブ・イズ」

わりとサクサクした感じで季節は進み、新学期、新学年となりました。今回は薫と千太郎は別クラスに。しかし、いつの間にか薫は千太郎のことを「千」と呼ぶほど仲が良くなっているのでした。


薫は失恋してしまいましたが、千太郎、律子、百合香の恋は進展なし。そんな膠着模様に切り込んできたのが、新キャラ、松岡星児でした。一見軽薄そうな態度ながらも、千太郎の弟妹たちもなつくなど、なかなかの好青年なのかも? 彼はバンドを組んで、スターを目指すと言い出します。ここでビートルズが出てくるところが時代ですねえ。雰囲気的には、まだ大人気になる前あたりなんでしょうか。


しかし、千太郎を星児に取られるかのように感じられた薫は、千太郎を裏切り者と糾弾し、一人その場を去ってしまいます。……いやあ、これはさすがに薫の反応が極端すぎでしょう。文化祭まで手伝うという程度なのに。まあ、それだけ薫にとって千太郎が大事な友人になっていたということでしょうが、薫本人が自覚しているように、人付き合いが下手ということは否めません。これだけで終わる仲とも思えませんが、どうなることやら。


それはそうと、千太郎のロックバンドというのも見てみたくはありますね。