咲-saki- 阿知賀編 episode of side-A 第6話「奪回」

昔から寒がりでからかわれていた宥。あそこまでいくと一種の病気なのではないかと思いますが、周囲からは奇異に見られても、本人にとっては大きな苦労でしょう。いつも妹の玄に助けられていた彼女が、今回は姉として妹の分を取り戻すと決意するのでした。


さて、そんな宥の麻雀の特徴は「マンズと中が偏る」ことだそうで。これだけ聞くと、「ははぁ、そうですか」くらいの感想でしたが、その理由たるや、


「温かい色の配、来て」


これにはさすがに驚愕しましたね。ええっ、寒がりなのがその伏線だったの!? というか。感心して良いのか呆れるべきか、まあ、「さすが『咲』の世界」と、妙な納得をしてしまいます。


宥の健闘を受けての憧。


「あとはあたしらが、取り返せばいいだけだ!」


と気合が入ります。ただ、視聴者としては、未だに彼女たちの実力と、どういった麻雀を打つのかというのがいまいち分かりませんので、この自身がどの程度根拠があるものなのかよく分からなかったり。この辺はやはり、序盤の急すぎる展開の弊害でしょうねえ。まあその分、実際に大会の中で分かっていく、という作り方なんでしょうけど。憧は特別な能力はないけど、その頭脳を生かして基本的には一番上手いと。ふむふむ。


序盤よりはゆっくりになって来ましたが、出来ればもうちょっとじっくり試合を見たいなあ。