機動戦士ガンダム UC 第4話「重力の井戸の底で」

ANIMAXで放映されたものを視聴。今作については1〜3話も同局でのチェックでしたので、ANIMAX様々というものです。なお、1話の感想はこちら(2・3話は感想略ですが)。


内容はこれまでに引き続いて素晴らしいですね。作画、音楽、そしてストーリー。ハイレベルにまとまっていて、これぞガンダムという感覚です。特に、砂漠を歩くジンネマンとバナージの交流。一転して、戦闘シーンでのぶつかり合いの対比が重く、見ごたえあり。一方で、一人場末の店でコーヒーを飲み、マスターと語るミネバも注目のシーンでした。


ラスト、ロニを止められないとあきらめ、トリガーを引いたリディと、引かなかったバナージ。共に主人公格として物語を引っ張る存在でありながら、この選択の差が興味深く、今後の展開にどうつながるのか、気になります(この辺から先原作読んでないですし)。そりゃまあ、メイン主人公はバナージなのでしょうが、リディにも自分の道を見つけてもらいたいもの。


懐かしい顔としては、ブライトが登場。部屋にアムロの写真が貼ってあるのも心憎い演出ですが、もうアムロは死んじゃってたんだなあと思うと切ないものです。それと、声優が変わったんですね。鈴置さんが亡くなられたので当然といえば当然ですが、見ている最中は意識せず、あとで気づきました。意外と分からない、というか、自然に年をとったブライトという印象で、やっぱり声優さんはすごいものですね。


さて、第5話も放映されるのを待つか、それとも今度は劇場まで足を運ぶか。悩むところであります。