黄昏乙女×アムネジア 第1話「幽霊乙女」

原作未読。もうちょっとホラーっぽい感じなのかなと思ってたんですが、意外とコメディ色もあるのですね。夕子が見えずに一人空回る小此木がおかしいとともに、少々かわいそうにもなってきます。


記憶をなくして学校に居着いている夕子さん。彼女に触れ、会話することができるのは新谷だけのようです。もう一人の女子である霧江も夕子の姿は見えるようですが、触ることはできないのかな? となれば、夕子が新谷にまとわりつくのは当然といえば当然というものでしょう。


まだ初回のキャラ紹介という感じで深い進行はなく。ただ、最後の新谷の言葉からすると、やはりシリアスな面もある物語のようです。演出的には、夕子が見える状態と見えない状態で同じ場面を繰り返した作りもさることながら、紫に輝く空の描写が一番大沼監督っぽいなあ、と感じられました。


クオリティ的には標準以上のものがあるとは思いますが、ぜひとも見たいという程でもないという微妙なライン。もう1話くらいはチェックするかなあ……。