ちはやふる 第23話「しろきをみればよぞふけにける」

戦いすんで年は暮れる……。前回見たように、千早は2回戦で敗退。新もブランクが響いて敗退。太一もA級には届いていませんし、名人・クイーンの座は遠いなあと感じさせます。


そんな中で2学期も終わり、各クラスは打ち上げイベント。かるた部中心の展開の中でも、さりげなくクラスの描写を入れてくるつくりが上手いです。千早たちもクラスメートたちとの距離が縮まったようで何より。奏の鍋奉行ぶりも似合っていて面白い。


「綾瀬、僕女子といっぱい話せたよ。真島のことばかり聞かれたけど」
「おお、良かったねえ」


良かった……のか? ちょっと悲しい気もしますが。ただ、そんな中でもふとしたはずみに寂しそうな表情を見せるメンバー。それがかるた部5人(千早にとっては新も)の結束を示しているようでもありました。


さて、これからさらに巻き返しを図る敗者の一年が始まることでしょう。それを楽しみにしたいのですが、残り話数はわずかという現実。一体どうしたものですかね。今からでも2期を祈っておくことにしますか。