Another 第6話「Face to face -二人-」

「いないもの」認定されたおかげでというべきか、恒一と鳴の仲は急接近。そりゃまあ、あんな状態に置かれればよっぽど相性が悪くない限りは近くにいるようになりますよね。冒頭では鳴がいないものに選ばれたシーンがありましたが、彼女がまだクラスメートと話している姿が新鮮。しかし結局、選ばれた理由は謎でしたね。鳴の口ぶりからすると、必ずしも彼女でなくてもよさそうな感じだったので、やはりクジびきか何かだったのでしょうか。


その鳴ですが、前回からだんだん、生身の女の子としての姿が描写されるようになって来ましたね。コンビニかどこかのサンドイッチを食べる姿とか、母親との距離とか、美術部後輩たちの前での様子とか。やっぱり学校でもクラス以外の生徒であれば普通に話せると。授業中にいきなり踊りだすシーンは恒一の妄想なので置いとくとして、今回は指をペロリとするシーンが一番印象的だったかも。


さて、それはそうとして、「現象」はいよいよ否定出来ないものとして町を覆っているようです。まさかあの司書先生が26年前の担任だったとは。記憶の改竄まで行くと、何者かの犯行というわけにはいかず、やはり超自然現象としてとらえるよりなさそうですが。果たして何らかの解決策は見いだせるのでしょうか?