Another 第4話「Put flesh -輪郭-」

明かされていく「3年3組の呪い」の真相。呪いがかからない年もあるようですが、「ある年」には生徒に、あるいは家族に毎月一人以上の死者が出るという……。う〜ん、これは怖い。恒一たちの前にガラス板が倒れてくるシーンも、実に恐怖感を煽ってくれました。演劇部の彼女も、ただサボっていたのではなく、呪いの恐怖からなんとか逃れたかったんでしょうねえ。


勅使河原が「来月になったら話す」と言っていたのは、そのころまでには「無い年」であることが明らかになっているだろうという期待があったから。しかし、状況は変わってしまいました。


もっとも、単に話すだけなら皆と呪いの話を共有するだけで、恒一は怖がるにしても、事態が悪化するものとは思えません。あれだけ周囲が避けているということは、知られると不都合な事情があるのでしょうね。そしてさらなる謎は鳴の存在。皆が彼女を避けるのは、本当に「見えない」ためなのか、それとも彼女と関わると呪いが訪れると信じているためか。


そして今回も凄惨なラスト。エレベーター会社から「こんな事故はありえません」とか抗議されてもおかしくないようなシーンでした(いやまあ、ありえないからこそホラーなのだとも言えましょうが)。


面白いことは間違いないのですが、毎回この調子でキャラが死んでいくようだと、見るのが辛くなってくるかも。死者に合掌です……。