ちはやふる 第17話「みちこそなけれ」

前回は総集編で寂しかったですが、気分も新たに二学期が始まりました。冒頭の体育祭はてっきり千早の夢ネタかと思いきや、まさかの現実! バットやサッカーボールがバトン代わりなんて、どう考えても不公平だろうと思いますが、まあ、色物競技な扱いなのでしょう。ただ、新入部員募集中をアピールするも、入部希望者はなし。まるでけいおんのごとくです。でも、6人以上になると誰かが控えになっちゃいますからねえ。物語的にも5人のままの方が良いかも知れません。


「ああ分かった、別れよう」


かるた部の活動にますます燃える太一。おそらくそれが元で彼女との仲が遠くなってしまったのでしょうが、このサラリとした別れぶりには周囲も視聴者も唖然ですね。さすがというべきかなんというか。他の男子二人はともかく……と言っては何ですが、千早や奏もモテナイグループなのですな。


ただ、これで終わりでは彼女も気の毒というもので、今後もうちょっとフォローがあるのかどうか。電車で太一と千早が一緒だったときは、「すわ、ここで彼女が登場か」なんて思ったりしたんですが、そんなベタな展開は外されてしまいました。


クイーンの凄みに当てられてスピードに固執してしまう千早。A級の壁に跳ね返される太一と西田。まずは体力づくりからの駒野と奏。強くなっていくごとに、また新たな課題が見えてきました。文化部系の戦いということもあって、「ヒカルの碁」に通じるものを感じたりします。



「金沢ってすごく遠い?」


金沢と言えば確かに福井の近くでもありますが、最近だと「喜翆荘に近い」と思っちゃいます。……ところで、このシーン、電車の進行方向が逆になってませんか?