戦姫絶唱シンフォギア 第1話「覚醒の鼓動」

なんだか最近はアニメにライブシーンが多いですね。そういうトレンドなのか、はたまたライブシーンの描写が存分に出来るだけの技術的進歩があったということなのか。


……なんて、のんきなことを考えていたんですが、いきなり襲い来る「ノイズ」にヒロインの一人と思っていた奏が、響を救うための「絶唱」で消えさってしまうという衝撃的な展開。さらに、ラストでは今度は響が歌うことによって兵器と一体化してしまうという畳み掛けで、もう何がなにやら。アバンでは響の死すら語られていましたし(これはミスリードの可能性もありますが)、とにかく勢いとインパクトのある一話ではありました。まるで、いきなり最終話間近のような雰囲気でしたね。


ただ、全体的にはちょっと作画や演出が弱いといいますか、展開のすごさに追いついてない気はしました。タイトルや技の時に出る文字もいまいちかっこよくありません。歌ってるから必殺技を叫べないという苦渋の選択かもしれませんが、あれなら無い方が良かった気もします。視聴継続かどうかは微妙かなあ。


なお、「ノイズ」が敵というより災害であって、通常兵器が効かないというのには、ダイ・ガードのヘテロダインを連想したり。10年以上前のアニメがパッと出てくるあたり、年を取ったなと思ったりもしちゃいますが。