Fate/Zero 第12話「聖杯の招き」

時臣と切嗣の現状確認からスタート。どうやら綺礼は前回の戦いでアサシン使いきっちゃってたようで。どうせなら数体残しておいても相手には分からなかったんじゃないか、と思ってしまいますが、全力投入することで、あわよくばライダー・セイバーのどちらかくらいには勝てるかも、という期待があったのかもしれません。駄目でも、ライダーの宝具を確認することには成功したと。これで時臣としては、ようやく動きに出るようです。これまでは穴熊状態で見てても面白くありませんでしたからね。もっとも、聖杯戦争のルール的にはそれが一番賢そうなのも確か。なにか時間制限とか、勝者への特典がないとうまくいかない気がします。


なお、凛の回では自信満々だった雁夜に対する評価はばっさり。まあ熟練の魔術師から見れば、雁夜など取るに足らないということなんでしょう。


セイバーとアイリは城を引き払って新しい拠点にってことで、stay nightでおなじみの士郎の家にやって来ました。セイバーは前回ライダーに散々言われて落ち込んでましたが、多少は気分を取り直したようで。それこそ王たるもの、いつまでも暗くなってはいられませんよね。アイリもなにかフォローの言葉をかけたりしたんでしょうか。


後半はアイリの体調不良と綺礼、アーチャーの問答で終わってしまいました。綺礼の気にかけているの相手は、切嗣はもう前提として飛ばされ、次は雁夜? これは意外でした。自らの身みを犠牲にしてまで桜を救おうとする雁夜の情熱が、自分と対極で興味を惹かれたのかもしれません。


全体的には静かな回。次回で分割1クール目終了となると、派手目に締めて欲しいところです。