輪るピングドラム 第23話「運命の至る場所」

亡者の呪いに憑かれて、冠葉は一体何をしたいのでしょうか? 地下鉄各所に爆弾を仕掛けて、たくさんの死傷者を出して、それだけが目的? それで何が変わるわけでもないでしょうに。


眞悧のいう「人は箱の中に生きているから、選ばれた自分がそれを破壊する」という論理も今ひとつ理解しにくいものがあります。高倉両親もこれに納得していたのでしょうか。それとも企鵝の会と眞悧が同床異夢だったのか……。


なお、この箱の例えには「宇宙をかける少女」のハコちゃんを思い出したり。まさかここで宇宙かけを連想することになろうとは。


ゆりに日記の半分を返還された苹果。とうとう日記の謎が明らかになるのか!? というところで、冠葉の手にかかり日記は焼失。ああ、2話からずっと追ってきた日記がこうもあっさり無くなってしまうとは? 本当にこれで終わりなんでしょうか。


眞悧を止めようとして半分の存在となっていた桃果。晶馬に語りかける彼女は何を知っているのか。そして、クリスタル様との関係は結局なんなのか。疑問文ばかりの感想になってしまいましたが、あとはおとなしく次回を待つばかりです。