Fate/Zero 第5話「凶獣咆吼」

前回はセイバーとランサー。剣と槍ということで比較的静かな戦いでしたが、ライダーの挑発によってアーチャー、さらにバーサーカーまでもが参戦し、舞台はヒートアップ。特にアーチャーことギル様の投擲は、背後は光るし武器は派手だしで、絵的に盛り上がります。ちゃんと一本一本武器が描かれているのが嬉しいポイント。stay nightでもそうあって欲しかった……。


黒くて不気味でいかにも地味っぽいアサシンも、アーチャーの攻撃を見事に防ぎきり、力を見せつけました。ここの描写もちゃんと「すごさ」が分かるのが良いですね。


と、ここで時臣は令呪を使ってギル様退場。相手も多いし慎重を期してということなのでしょうが、持っている能力は最大級のギル様だけに、そのまま全力砲撃させればある程度敵を削れたのではないでしょうか。もしかしたら一気に勝てたかもしれない。時臣の判断が慎重過ぎる感もありましたね。まあこの辺の、各マスターの戦略の差も見どころです。


全体的には、豪放磊落という言葉がぴったりのライダーが大目立ちしていた回ですが、戦い後のセイバーとアイリスフィールのやり取りも優しい雰囲気で良かったです。切嗣が考えたように、二人の相性はバッチリ。やっぱりアイリは良いですね。