輪るピングドラム 第14話「嘘つき姫」

時籠ゆりさん、まさか男役の人とそういう関係だったとは。いやまあ、幾原監督なんでそれ自体は意外ではないにしても、冷たく振る姿の方がやや驚き。やっぱり柔和なだけの女性では無いようで。もっとも、振られる方も脅迫に走るなど、ろくな人間ではなかったようですけどね。


一方の苹果は、朝の登校時に晶馬を待ちぶせ。しかし晶馬はひどくネガティブモードでした。苹果は心から励まそうとしても、受け取り方は歪んでしまう。彼の言葉から、これまで周囲から冷たい仕打ち、表面上だけの愛想を受けてきたことが分かりますね。そういえば、高校には(顔がでない)友人もいるようですが、事件のことは秘密にしているのかなあ……。


冷たい反応に泣き崩れる苹果。でも、そもそも事件の話がなくても晶馬の苹果に対する感情はあまり良いものではなかったですし、さんざん迷惑をかけ倒していたので、結果的には同じだった気がしないでもない。


そんな苹果を誘ったゆりは、優しく彼女を励まします。姉、桃果のことも語ってくれる姿は、まるで本当の優しい姉のよう。でも、その裏にはやっぱり陰謀があるのでした。まさに苹果がピンチ! というところで引き。ゆりが女性好きなのは良いとしても、これは犯罪。苹果が可哀想ですよ……と思ったのですが、よく考えると苹果も多蕗に対して同じ事をしてました。因果応報という言葉が頭をよぎります。


ゆりの言葉からしても、彼女と多蕗が仮面夫婦であるのは間違いない模様。目的は桃果の復活とかでしょうか。さすがに無茶な気はしますが……。