輪るピングドラム 第7話「タマホマレする女」

またもやアパートの床下で登場の苹果。「おや、前回の続きかな」と思ったらライトは「新婚中」。なんと「初夜中」から進展してました。よくやります。と、そこへ顔を出す晶馬。こんな場面は秘密厳守かと思っていたのですが、良く苹果が隣にいることを許したものだと感心してしまいました。考えてみれば彼女が素顔を見せるのは晶馬の前だけ。それだけ距離が近くなったということかもしれません。もっとも、陽毬の命を盾に扱われているわけですから、晶馬としては全然楽しそうではありませんが。


と、そんなところで桂樹とゆりが婚約を発表! 二人はちゃんと付き合っていて、そこまで話が進んでたことに驚きでした。それでもまだくじけない苹果。その根性はすごいものですが、次に持ちだしたのは怪しい事この上ないカエル魔術でした。晶馬が16歳じゃなかったらどうしていたのやら。


「なお、産卵に理想的な温度は42度。できる?」
「できません」


できたら人間じゃないですね。しかも苦労して手に入るかと思われた卵はペンギン2号の餌食に。2号、サンドイッチをすこしずつかじったりと、なかなかフリーダムな行動してます。電車内でも懸垂を欠かさない1号との個性差が見えてきますなあ。


「もうやだ、あんなオカルトサイコ娘にはつきあえない」


ごもっともで。この調子だと晶馬×苹果のカップリングは遠いかな……。


とにかく既成事実を作ってしまえという女王様の無茶苦茶な命令。しかし彼らが何をするまでもなく、勝手に突っ走ってくれる苹果でした。そこで彼女が見たものは!?


それにしても、意外と苹果の日記で引っ張るなあという印象。当初はもっと早く日記のことが明らかになって、結果それはピングドラムではないという線で進むかと思ったのですが。でもまだ7話。これから何が待っているのか、全く予想できませんね。