アイドルマスター 第6話「先に進むという選択」

律子が気合を入れていただけあって「竜宮小町」は好スタート。伊織、亜美、あずさの3人はいきなり休みなしのスケジュールをこなすことに。でもま、それこそが彼女たちが望んでいたことですから、律子を含めた4人とも充実しているようです。ところで、なぜこの3人なのか?


「バランス、ですね」


う〜ん、分かったような分からないような。年齢もスタイルも結構差がある組み合わせですが、そこが良いってことなんでしょうか。双子でも真美じゃなくて亜美な理由は、二人の区別がつかない自分には分かりませんです。なお、竜宮小町というユニット名は「3人の名前が海に関係しているから」とのこと。


「私だって名字に『海』ってついてるのに〜」


ですよね〜。僕も思いました。


そんなこんなで3人に先をこされた感じのある残りメンバーは、ライバル心をめらめらと燃やす、かと思いきや大体いつもどおりでした。う〜ん、それで良いのか。まあ焦ってもしょうがないんでしょうけど。ただ、美希は触発されて意欲が出てきたのかな。


むしろ焦ってしまったのはプロデューサー氏。その後の顛末を見ていると、「765プロはこの人で大丈夫なんだろうか?」という心配になってしまうところです。というか彼、名前はおろか、過去の経歴が一切明らかになってませんが、一体どういう流れで入社することになったのか……。謎です。


ただ、謎ということで考えると、実はアイドルたちのバックグラウンドも今のところ不明な点が多いですね。千早の歌への情熱とか、雪歩の「自分を変えたくて」みたいな断片的な情報はありますが、全員「アイドルになりたい」と765プロにそろった状況から話はスタートしてます。なので、彼女たちの動機に対しての感情移入がちょっと弱い気がする。それが今のところ本作のひとつの弱点かなあ、と思いました。


最後になりますが、竜宮小町のステージシーンは大変力の入った作りで、素晴らしかったです。ただ、歌詞がちょっと彼女たち(というか伊織と亜美)の年齢に合っていないのではないか? という疑問はなきにしもあらず。