輪るピングドラム 第4話「舞い落ちる姫君」

前回に続き、苹果の「運命」実現のための奮闘が続きます。スカンクの臭いを2度も浴びせられたり、せっかくのお弁当をペンギン&カラスに食べられたり、蛇の吐息にドキドキだったり、ついには溺れて本気で死にかけたりと、汚れ仕事ばかりで可哀想になってくるほどでした。おとなしくしていれば可愛いのに。


溺れた苹果を助けるのはペンギン2号か、と思わせておいて、魚を加えて引き返していくのは笑いました。なのでやっぱり助けたのは昌馬。昌馬の常識人ぶりは視聴者を安心させてくれます。


あの日記は苹果が書いたものなのか分かりませんが、細かい指定はできない模様のか。相手方を多蕗に設定しておければ実現したのかもしれません。でも、苹果本人は多蕗とキスしたと信じているので、まだ良かったのかなあ。


「でも、あなたに勝ち目はないと思うけど」


あああ、時籠ゆりにぐっさりと釘を刺されてしまいました。そりゃまあ、鍋の形が同じでも中身が違ってれば分かりますよねえ。一見悪役っぽいセリフですが、良く考えれば悪役なのはストーカーな苹果の方でした。でも、ゆりも結構な重要キャラのようで、まだ本性が見えませんねえ。


そんなこんなの苹果の妄想で明け暮れる回か、というところでラスト急転。冠馬被害者の女の子の裏に黒幕がいて、さらには何者かに突き落とされる!? しかもそれは日記に「予言」済みでした。さすがに突き落としたのが苹果ってことはないと思いますが(服も違いますし)、いったいこれはどういうことなのか?


4話にしてまだ全体の流れが見えてこない感はありますが、そろそろクリスタルの女王様に解説してもらいたいとこです。



追記:
他の人の感想で、日記に書かれていたのは「エスカレーター」ではなく「エレベーター」だったことを知りました。この差は興味深いですね。運命が書き換えられたってことなんでしょうか。