ロウきゅーぶ! 第4話「昂に願いを」

当初は見切る気満々だったのに、いつのまにやら今作の魅力に引きずりこまれつつあります。やっぱり基本のストーリーラインがしっかりしている作品は強いですね。キャラだけ突出するのではなく、ちゃんとスポーツにかける熱意が伝わるのが良いところ。


さて、まずは前回から続く男子バスケ部との試合。終盤にメンバーがスタミナ切れの中、これぞエースというプレーを披露する智花。見ているだけでも華麗というか痛快でした。ただ、そんな彼女が徹底マークされ、最後に放ったボールは真帆へのパス。僕も昴同様、智花がシュートするものとばかり思っていたのでちょっとした驚きでした。と同時に、智花が得た「仲間との絆」を描いた、素晴らしい演出と感じられました。敵役となった男子バスケ部も、必要以上に嫌味な描き方はされてなかったので良かったですね。


こうして一つにエピソードに区切りがついて、次は昴のコーチ延長を頼もうということに。50本連続フリースローを決めてみせると頑張る智花ももちろん可愛らしくかっこ良いのですが、ここで智花を見守る昴が実にかっこ良いです。


「智花なら出来るよ」


優しくこんなことを言われてしまっては、そりゃ憧れもするってものでしょう。


ラストは「おかえりなさい、あなた」で締め。今回は誰が考えたのやらです。