花咲くいろは 第16話「あの空、この空」

夏だ、夏休みだ! と言うものの、ずっと仕事だという緒花。人使いが荒いのか、それで納得している緒花が仕事好きなのか。菜子は「海行こう」と誘いますが、あなた達、この前修学旅行で行ったばかりじゃないですかと思いました。まあこの辺は脚本家が違うので、あまりこだわってもしょうがないかもですが。


そんな折に舞い込んだ映画撮影の話。絶対に胡散臭いと思いましたが、驚いたことに本当でした。これは意外と崇子が良い仕事をしてきたということでしょうか。他の旅館の出資を断り、あくまで喜翆荘で撮影するという若旦那の縁。成功すれば大きいですが、こういうのは恨みを買いそうで怖いですね。彼の行動の影には、長年に渡る姉へのコンプレックスが見え隠れしていているわけですが、その努力が見を結びますかどうか。不安は大きい反面、スイが縁の行動を認めたということは、彼の成長を評価しているということなのかもしれず、もしかしたらうまく行くのかも、という希望もあります。


それにしても、(少なくとも縁の中では)皐月の評価が高い高い。皐月の容姿と元気さはある程度緒花に受け継がれていますが、カリスマ性は……あまり無いかもです。まあ、より常識的とも言えますけどね。