花咲くいろは 第13話「四十万の女 ?傷心MIX」

「よんじゅうまんの女」とはなんだろ? と思ってましたが、そう言えばあれでしじまと読むのでした。緒花と皐月の名字は松前ではありますが(父親がどんな人なのか少し気になるところ)、タイトル通り親子三代の再会と触れ合いが見どころな回でした。さらにタイトル通り、緒花の傷心も。


勘当した娘が客としてやってくるとは、どこの旅館でもやりにくいに違いなく、いつも冷静なスイも「私はどうなるか分からないけどね」とつぶやくのがまた怖い。結局皐月を直接ひっぱたきはしませんでしたが、その分若旦那が割を食らっており、可哀想でした。今回の扱いでは、嘆きたくもなろうってものです。


旅館の問題点を指摘し、具体的に改善策を提案していく皐月は、なんだかんだいってもちゃんと喜翆荘を気にかけているということでしょうか。なんだか掴めないスイとの親子関係ですが、間に緒花が入ったことで、話しやすくなったことは間違いないでしょう。「子はかすがい」と言いますかね。ま、スイからは孫ですが。


東京との決別。孝一との決別を誓い、この町で生きていこうと覚悟する緒花。潔いですが、本当にそれで良いのか、と視聴者のほうが未練を感じてしまいますよ。