STEINS;GATE 第12話「静止限界のドグマ」

タイムリープマシンの完成、そして……。物語は大きな転換点を迎えます。


まずは紅莉栖による、タイムリープマシンの簡単な解説がありました。人間の記憶をLHCのブラックホールを利用して36バイトに圧縮し、携帯電話の拡散電波で過去の人間の脳内に送り込むシステム。これをたった数日で開発できるとは、紅莉栖は天才過ぎますね。


なお、「そんなの不可能でしょ」などと言ってはいけません。今作はあくまで「想定科学ADV」なのですから、そういうものだと想定するのですよ。ええ。


念願の完成でしたが、岡部は実験を取りやめます。まゆりを始め、メンバーも皆賛成ということは、やはり、このあたりが引き時として正しかったのでしょう。熱意を持って突き進みつつも、ここぞというところでブレーキをかけることもできる。岡部のリーダーシップはなかなかのものですね。ただ、結果的にこの選択は遅すぎ、引き返すことのできない道に岡部は飛び込むことになるのですが……。


しかし、SERNはなんでまゆりを殺してしまったのでしょうか。今後メンバーを手のうちにおいて利用する気なら、絶対的な恨みを買うことは避けるべきだったでしょうに。SERNというより、萌郁がまゆりの存在の重要性を認識してなかったということなんでしょうか……。まあ、あまり気が回って無さそうですからね、萌郁。


次回以降はいよいよタイムリープが本格化することでしょう。一層注目です。