花咲くいろは 第10話「微熱」

いつもで元気な緒花でしたが、頑張りすぎでダウン。そんな緒花と喜翆荘の一日を描いた、異色な雰囲気のエピソードでした。夢と現が入りまじっているのかのような展開でしたが、時系列が軽くシャッフルされてたんですね。なるほど。まさに風邪を引いたときのようなぼーっとした、静かで不思議な雰囲気が醸し出されていました。


緒花がいなくても喜翆荘はまわる。でもそれは彼女が不要ということではなくて、もうすっかり喜翆荘の一員として認められ、心配されていることが伝わってきました。周りがみんな冷たく見えた1話を振り返ると、随分と違うところまで来たものです。特に徹はすっかりツンデレ状態ですなあ。まあ、パジャマ姿に上気した表情の緒花はやたらに色っぽいので、気持ちはわかりますが。一方の次郎丸はお見舞いと称したセクハラでした。この人、ほんと役に立ってるんですかね?


ここ数回が割と慌ただしかっただけに、一休み感のあるゆったりした回でしたが、神社での夢のシーンは意味深。あれは緒花と孝一の別れを示唆するものなのでしょうか……?


ところで、緒花の部屋のテレビは昔ながらのブラウン管でした。でも、右上に「アナログ」と出てないところを見ると、上に乗ってた箱が地デジチューナーだったりするんですかね。なかなか細かいことです。