花咲くいろは 第9話「喜翆荘の一番長い日」

徹を探して複数の結婚式場を駆けまわる緒花。やはり着物に草履では無理があったのか、鼻緒が切れて転び、鼻血も出してしまいます。緒花には「鼻血が出やすい」という設定があるらしいのですが、わざわざこんな凝った(変な)設定をつけたのは不思議。まあ、それはそれで可愛いですけどね。


たまらず菜子に電話をするも、徹の行き先は分からずじまい。そこまで聞くんなら徹の携帯番号を聞けば良いんでないの、という気もしますが、ふたりとも必死で頭が回らなかったのでしょう。実は僕も見ていたときには気づきませんでした。


そんな中、久々に孝一とまともに通話がつながりました。結構しばらくぶりに話しているはずですが、そうした時間差をあまり感じさせないのが二人の間柄でしょうか。しかしながら孝ちゃん、ここまで来るからにはもちろん宿の予約をとっているのかと思いきや、まさかの日帰り予定だったとは!? いやあ、いくらサプライズ狙いでもそれは厳しいでしょう。今回みたいに緒花に外されたらアウトなわけで。だいたい、温泉街に数時間かけてやってきてそのまま帰るなんて、観光的に言ってもありえないでしょうに。


緒花と徹の帰り道。電車とバイクですれ違いましたが、お互いに気づかないのは良かったですね。ここで気付いたりするとわざとらし過ぎて白けるところです。ただこのすれ違い、どうなるんでしょうかね。緒花と孝一の仲は離れても鉄板かと思いましたが、ここ数回じわじわと描写されている徹が今後緒花に接近するんでしょうか。どうも二人が仲良くなる図はあんまり想像できないんですが。