GOSICK -ゴシック- 第19話「薔薇色の人生は新雪に埋もれる」

ここから先は原作未読なので、楽しみが増します。


今回重点的に描かれたのはコルデリアとブライアンの遍歴。コルデリアの苦労人ぶりがひしひしと伝わってきました。セイルーンを脱出した後踊り子として生計を立てていたコルデリア。村を出たとて野垂れ死にしたりはせず、しっかり人気者になっているあたりはさすが。仲間もいて結構楽しそうでありました。


しかし、ブロア公爵に拉致され、子供を産まされることに。出産のシーンが痛々しいばかりでしたが、それでも娘のヴィクトリカのことは誰よりも愛しているのですね。ヒロインの母親の人生がここまで取り上げられた作品は珍しい気がします。最初は脇役かと思いきや、どんどん存在感が大きくなってきました。


そしてブライアン・ロスコーはこの時期からコルデリアと知り合いだったのですか。一体いつから彼が彼女に目をつけたのかよく分かりませんが、コルデリア好きだけどヴィクトリカは嫌いとか、なかなか難しい人です。


一弥がソヴレムに出かけている間に、またも学園をでることとなったヴィクトリカ。話数的にもそろそろクライマックスっぽいですが、次の嵐とはいったい何なのでしょうか。てっきり第二次大戦のことかと思っていたのですが、そんな先ではなく、もうすぐにでも起きそうな雰囲気なのは意外です。はてさて。