GOSICK -ゴシック- 第17話「螺旋の迷宮にその箱はねむる」

割と丁寧に作られていると思うのですが、どうも時折、キャラの言動に納得しがたいと感じてしまう本作です。今回は特に顕著でしたね。


拉致されていたのに、のんびり奇術見物してる二人とか、「久城、止めたまえ」と一弥まかせで凶行を見てるだけだったヴィクトリカとか、幻覚ガスの中にヴィクトリカを置き去りにする一弥とか、いきなり自暴自棄になって死のうとしながらあっさり回復して「我々は生きている」なんて語ってみるヴィクトリカとか、ツッコミどころがいっぱいです。


このあたりって原作からの欠点でしたっけねえ? 読んだの昔なので思い出せませんが、仮にそうだとしても、アニメ化する際にもうちょい「視聴者が納得するように」と配慮・改善してくれても良さそうな気がします。


あ、でも今回良かったのは、ヴィクトリカのイメージの中にアブリルも入ってたことですかね。彼女もヴィクトリカにとって友達……とまではいかないにしろ、思い起こす知人にはなれたようで。