「ルパン三世 DEAD OR ALIVE」

原作者であるモンキー・パンチ氏自らが監督を務めた劇場版。以前から興味はあったのですが、金曜ロードショーでやってくれたので鑑賞しました。うん、面白かったです。


僕はルパン三世シリーズはそれほど見てない――それこそ、カリオストロ以外はほとんど知らない――ので、当初は「原作の雰囲気に近い」というキャラデザはどんなものかと思いましたが、すぐに慣れました。それになにより、不二子と銭形がかっこ良い。特に、不二子を魅力的だと思ったのは初めてでした。他の作品だといまいち彼女の魅力が分からなかったのですが、今作はエメラを逃がすところの「お幸せに」というセリフなど、容姿と能力だけでなく、性格面でも光るシーンがありました。


ストーリーの方は、ダイナミックでしたが無理があるといえば大分無理があるかなあ。でもまあ、ラストはきっちり驚かされたので十分です。あと、96年作品ということですが、そろそろパソコンとインターネットが普及してくるという時代背景を感じさせました。ま、あんなナノマシンは当面無理でしょうけど。


なお、横山智佐さんは今作で憧れのルパン作品出演を果たすも、ルパンとの絡みは無し。ちょっと惜しい。……そう言えば、最近横山さんの出演をあまり見ませんねえ。声聞いたの久しぶりな感でした。