C 第3話「conspiracy(陰謀)」

今回は、「組織」につとめ金融街を監視するお姉さん、ジェニファーが色々と解説してくれました。とはいえ、まだまだ分からない点は多いです。攻撃が大中小と言いますが、同じ中攻撃、同じコストでもアセットによって違いがあるのでしょうか。だとすると、結構アセットとの出会いが運というか、不公平な感じはしますね。それと、彼女のように少なく張り続けることで生き残ることが結構簡単なのかどうか。だとしたら、公麿も当面安全策で行ったほうが良いかと。


全体的には、三國の詭弁甘言に公麿が揺らぎつつある展開ですねえ。


「君は普通が良い、安定が良いとばかり言っている。だがそれは、自分だけのために金を稼ぐということだ」


いやその理屈はおかしいですよ。公麿はちゃんと働いて家族を養う、そんな普通を目指しているのであって、それは決して「自分のため」だけの生き方ではないでしょう。だいたい、三國のいう「金」はミダスマネー。将来と他人を犠牲にして得るあぶく銭なのですから、なにをか言わんやです。悪人ではないにしても、どうもこの人の言うことは胡散臭くていけません。


ラスト。ジェニファーの属する「組織」はどこの秘密機関かと想いきや、その名も高いIMFでした。ミダスマネーの流入を傍観し、なんか悪役になりそうなんですが、実在の大組織を出しちゃって大丈夫なんでしょうか? 違う意味でハラハラです。