あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 第3話「めんまを探そうの会」

めんまに叱られ、また、鳴子に言われたこともあって、学校へと足を向けた仁太。「おお、大きな前進か」と思いきや、結局引き返してしまうのでした。鳴子の友人ふたりは仁太を励ましてるようなところもありましたが、同時にからかうニュアンスもありましたかね。彼女たちのような脇キャラにも、そのうち見直すような見せ場があるとなお良いのですが。


それでも、鉄道の発案で「めんまを探そうの会」が開かれ、久々の5人集合。めんまもさることながら、鉄道がいないとこの話は全然進んでなかったでしょうね。ただ、一つのきっかけがあれば、全員が集まるというのは、かつての絆の深さを感じさせられました。ここで各自が持ち寄るものに性格が現れているというか。特に集が食材一式を持ってきたのが、彼のきっちりした部分を伺わせましたよ。


それにしても、ゲームをしたり蒸しパンを作ったりできるめんまの存在は謎です。それだけ物理的に干渉できるのなら筆談できるだろうにとみんな思うことでしょうが、そのあたりはスルーされそうな予感。


めんまめんまの幽霊見たいって思ってたのかも」


そんな奇特なお願いがあるかい! さすがの仁太もあきれ気味でしたが、めんまの姿は鉄道も集も見たといいます。仁太のいない視点でもめんまがうろついていることから、彼女が仁太の幻想というわけでは(アニメ表現的には)無さそうですが、果たして何者なのか。集の言葉は嘘っぽい気もしますが、どうなんでしょうかねえ。


なお、知利子が手に取っていたコバトンのキーホルダーには笑いました。ちょっと欲しくなります。