株な日々 迷いの4月

順風満帆の1・2月、震災で急転直下の3月と来て、今月は市場的にも個人的にも方向性のはっきりしない迷いの月となりました。結局、ほとんど様子見で終了。ただ、動かなさすぎで面白く無かったので、昨日ふと京セラを8400円で買ってみたところ、運良く上昇したので今日8780円で売ることができ、小幅ながら久々の勝利とはなりました(もっとも、終値は8890円まで上がりましたが……)。


NY株はうらやましいというか、怖いほどに堅調ですが、日本はやはり震災の影響が読めません。直接的な被害がない地域でも、消費者の自粛、沈滞ムードがどこまで響くのか。先日発表された任天堂の決算も、頼みの3DSが消費冷え込みで苦戦とのこと。たしかに、3DSの話題なんか、震災で消え去っちゃいましたもんねえ……。これを受けて任天堂株は急落。こういう展開を見ると、震災が本当に株価に織り込まれるのはこれからではないかと不安になってしまいます。


来月は、強気に攻めて五月晴れ相場と行きたいところですが、どうなりますか。GW中に銘柄分析しようにも、肝心の四季報が震災を折り込めてませんからねえ。地震発生直後の3月14日発売。一応購入はしましたが、「買った時点で古い」感が否めないところです。