花咲くいろは 第3話「ホビロン」

作家・次郎丸の部屋に連れ去られてしまった緒花。そこでなぜか亀甲縛りの練習台になってました。ここまで来ると明白な拉致監禁のような気もしますが、緒花の側に危機感が薄いのは、作家先生の人間性を見切っていたからでしょうかねえ? これまで母親つながりで駄目な大人をいろいろ見ていて慣れてたのかもしれません。


「見たろ、あの小説を……」
「『温泉仲居・泡まみれの新人研修』」


即答できる緒花がいろいろな意味ですごい。さらに、その小説のチェックまで引き受けてしまう度胸はやはり血筋でしょうか? 将来は肝っ玉母さんになりそうな彼女です。


逃げた次郎丸を追って崖っぷちへ。ここらへんは2時間ドラマのパロディ的なノリですかね(と言っても、見ないので分かりませんが)。


「私、輝きたいんです!」


働く気もなかったのに、今は旅館で頑張ろうと思っている緒花。自分でもつかめなかったその理由を、エロ小説に見出すのでした。まさかこういう展開とは、人生、どこにでも「気づき」があるものだ、ってことですかね。


これまでのところ1話が一番暗くて、そこからだんだん明るくなってきてますが、果たしてどのあたりが今作の標準テンションなのか、そこがまだ掴めないです。暗くなりすぎるよりは良いですが。


ところで、緒花の風貌や物怖じしない性格はどこかで見た覚えがあるよなあ、とずっと感じていたんですが、ダ・カーポアイシアだということに気づきました。アイシアも好きなキャラなので、どこか納得。