STEINS;GATE 第2話「時間跳躍のパラノイア」

前回の感想で触れなかったOPですが、格好良い反面、チカチカしてちょっと見にくい感は否めませんかね。意外なほどフェイリスたんが目立っている気が。でも、ダルが最後だけというのはひどい。萌郁よりもダルだろう、と思えてなりません。


さて、前回はほとんど殺されるだけだった紅莉栖が今回は最初から登場。彼女のタイムマシン講義がたっぷり見られるかと思いきや、かなりバッサリとカットされてしまったのは残念でした。もっとも、原作通りやってたらAパートどころか1話まるまる使いかねなかったのでしょうがないですか。それでも、オカリンは散々にやられてました。


「ねえ、鳳凰院凶真さん?」


余裕をたたえながらも涼し気な笑顔と声が良いですねえ。


その後はルカ、萌郁、鈴羽、フェイリスと主要キャラが続々登場。うんうん、今後が楽しみになります。特に鈴羽はアニメになって動きがついたことで、より元気さが前面に出てますね。


今回あらためて感じたのですが、「厨二病」だとか「痛い」だとか言われがちな岡部を、周囲の人はなんだかんだ言って受け入れているんですよね。半ば岡部(というか凶真)の言動を本気にしているルカとか、ミスターブラウンの「上に間借りしてる馬鹿だよ」とか。もちろんダルもまゆりも。だから彼は孤立していない。これは、見ていてほっとする点です。まあ、フェイリスあたりになると岡部と同レベルの設定返しをしてきますが。


初回同様、要所はもうちょっと派手な見せ方をしても良いのではないかという気もしたのですが、それでもテレポートしたゲルバナのシーンなどは結構ゾクゾク来るものがありました。十分に面白いことには間違い無く、次回も待ち遠しいです。