今年のアニメを振り返る 2010

一応毎年やってますが、実は年末ってあまりアニメ的には区切り良くないですよね。「今年終了したアニメ」だとハートキャッチプリキュアが入らないのが痛い。でもそのへんはしょうがないとして、私的ベスト5を挙げてみます。


1位・けいおん!!
シリーズで2年連続のトップでした。2クールになったことで密度の低下を心配しましたが問題なし。じっくりたっぷり楽しませてくれました。卒業でお別れは寂しかったですが、劇場版も楽しみです。


2位・とある科学の超電磁砲
超能力バトル物であると同時に、爽やかな青春模様が印象的だった作品。基本シリアスストーリーでしたが、美琴達の前向きさと力強さで楽しく引っ張られました。禁書目録が、結局1期も2期も見切りなので、僕にはこちらのほうが性にあっていた感じです。これも2期が見たい作品。


3位・屍鬼
1・2位までがあっさり決定なのに比べると、3位以下は少し迷いましたが、最初から最後まで安定したクオリティということで今作を。原作小説既読でしたが、コミック版をもとにしたアレンジは新鮮。屍鬼に襲われる恐怖と、屍鬼側の哀しさがきっちり描きだされた良作でした。


4位・薄桜鬼(碧血録含む)
女性向けと決めつけず、見て良かった作品。1期だけだったら入賞しなかったでしょうが、今年中に2期まで畳みかけてくれましたので、合わせ技で評価アップです。幕末に戦い抜く新選組の熱い男達のドラマ。燃えます。あと正統派ヒロインの千鶴も可愛かった。


5位・俺の妹がこんなに可愛いわけがない
「好きな作品か」と問われるとちょっと微妙なんですが「面白かった」ことは間違いない、そんな一作。桐乃を始めとしたキャラの強烈な個性が印象的でした。



他には、ラストの感動は今年1番だった「こばと。」、あまり評判にならなかった模様ですが、個人的には結構好きだった「ソラノヲト」あたりも挙げておきたいところ。なお、「イカ娘」や「ミルキィホームズ」は前半見逃したので外してます。イカ娘は全部見てれば多分5位以内に入ったでしょうけどね。


一方、残念賞は「Angel Beats!」でしょうか。期待値が高かっただけに反動もありますが、シナリオ構成はもうちょっとなんとかできたんじゃないかと。特にラストの音無の言動には納得しがたいものがありました。ただ、かなり売れているらしいので、僕にはつかみきれない魅力があったのでしょうし、それを生み出した麻枝さんはやっぱりすごいのかもしれません。う〜ん……。


あと、今年初めは劇場版が立て続けでしたね。「なのは」「Fate」「ハルヒ」と充実してました。


さて、では来年も面白いアニメに期待しましょう。