俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第9話「俺の妹がこんなにエロゲー三昧なわけがない」

前回がいまいち唐突な作りで微妙な評判でしたが、さて今回はというと、打って変わって平和なエピソードでありました。「妹都市」のアニメ化は製作スタッフが頑張っているのでしょう、多分。


通販でエロゲーを購入の桐乃。どうやら期待の一作のようであります。インストール画面の変化とか、いちいち芸が細かいですよね、この作品は。


だから中学生がエロゲーやっちゃダメだって……と、あらためて言おうかとも思いましたが、桐乃があまりにも、あまりにも楽しそうなので、もう何も言えなくなりました(苦笑)。表情も声もとろけまくってますな。Hシーンの前に自分もシャワーを浴びるとか、どういう気合でしょうか。


「ま、まさか録音!? 録音したんじゃないでしょうねっ!?」
「そんな発想が出て来るお前こそが真の変態だ!」


まったくです。京介もつっこむ通り、「Hシーンでも意識しないし」というのは大嘘だった模様で。まあ、楽しんでいれば良いんじゃないですか(投げやり気味)。桐乃がなんでそこまで男性向けのエロゲーにはまるのかという疑問は、兄との仲の逆投影であるとか理屈がつかないことも無いんですが、この姿を見ていると、もう理屈抜きの性癖ってことで良いかもしれないと思いました。


さて、今回は黒猫と沙織の家庭にも触れられてましたね。二人ともそれなりに予想に近い姿。良いお姉ちゃんなのに、ゴスロリ服を着て携帯を手にすると別世界に行ってしまう黒猫さん。その痛々しさがどこから来るのか、不思議なところではあります。


脚本は原作者の伏見さんですか。原作は未読なんですが、日常の彼女たちの姿が面白かったです。