屍鬼 第17話「第悼と弑魑」

田中昭は前回の後行方不明。静信の父親は何の意図があってか、自ら招待状を送って屍鬼の毒牙に? さらに静信も自ら沙子の元に赴きます。行動が似ているのはさすが親子と言うべきか。おそらく沙子との話し合いによって、自分の立ち位置をはっきりさせたかったのでしょうが、さて、それほど甘い相手なのかどうか。


いまだほとんどの村人が真実に気づかぬまま、次々と増大する犠牲者達。さらに今回は尾崎医院の看護士達も狙われてしまいました。律ちゃん、これで終わりなのでしょうか? それじゃああまりにも寂しすぎます。そこは本人が嫌だと言っても強引に入院させるべきでしょ、先生。


いよいよ乗り込んできた桐敷千鶴に「村の行方を見届けたい」と語る敏夫。村人達への憤りは本音交じりかもしれませんが、あくまで時間稼ぎが狙いでしょう。しかし、その思いもむなしくあっさり吸血されてしまうことに。いやはや、夏野も辰巳に目をつけられているようですし、もう戦う人が残っていないような状況です。果たしてどう反撃ができるのか。心配しながらも目が離せません。



余談ですが、エンディングの絵コンテ・演出に出ている「牧瀬C」さんの名前を見ると、いつも助手のクリスティーナを連想してしまいます。他作品でも見たことのない名前ですが、どなたなんですかね。