屍鬼 第7話「第弑魑話」

棺桶の中であっさり復活の正雄でした。なかなか声が出ない様子が、いつもながらに声優さん熱演ですね。本人の記憶によると、鍵をかけて部屋にこもる形になっていたらしい。なるほど、それで死ぬまで家族も気づかなかったのですね。……いや、普通はそれでも気づくと思うんですが、それだけ村迫家が混乱していたのと、やっぱり正雄の人望の無さなんでしょう。


暗示をかけられて毎夜血を吸われ、とうとう失血死の憂き目に。にしても、あの司書さんはなぜ正雄狙いだったのでしょうか。どうせ吸うならもっと可愛げのある人に、などとブラックなことを思ってしまいます。でもこれまでに死んだ人々を見るに、そんなのは関係ないのでしょうね。


辰巳に「起き上がり」としてのいろはを脅迫されつつ叩き込まれる正雄。再度の死か、それとも吸血殺人か。嫌過ぎる選択で、初めて正雄に同情しました。


一方、尾崎先生は驚くほどにあっさり伝染病説を破棄してました。……追い込まれてると言っても、そんないきなり非科学的になって良いのかと疑問も残りますが、入院させて見張るのは名案。今後の展開に期待しましょう。