「魔法少女リリカルなのはViVid(2)」
魔法少女リリカルなのはViVid (2) (角川コミックス・エース 169-3)
- 作者: 藤真 拓哉,都築真紀
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/07/26
- メディア: コミック
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さて、第2巻ですが、メンバーほぼ勢ぞろいで異世界旅行。でもただの観光でなくて、きっちりトレーニングやっているところが熱心というか真面目な皆さんです。
見どころはやっぱりルーテシアの変貌ぶりですかね。「あれ、こんなに元気な子だったっけ?」と驚いちゃいましたよ。もっとも、都築さんの後書きによると、「もともとこんな子」だそうですが。……まあ、元気はなによりです。
アインハルトが無表情の内心で百面相しているシーンもグッド。しっかりしてそうでもまだまだ中学生。色々と感情豊かな少女なのですね。
他の注目点としては、ヴィヴィオの「聖王」との関わりは友人たちも知っていたことでしょうか。一体どのレベルまで有名なのか分かりませんが、下手に秘密にしていないあたりは今作らしい前向きさというか、明るさを感じるところでした。
ただ全体的にはまだちょっと話が見えてこないですね。リリカルなのはのファン向け作品とすれば十分でしょうが、ViVid単体で魅力を放つにはもう少しパワーが欲しいです。それだけの素質はありそうなだけに。
あとは、裸が多すぎかなと。個人的には、今作はその辺の要素をもっと控えめにしても良いんじゃないかと思うところです。